[JSCCR 2014]第80回大腸癌研究会
2014年1月14日 東京
大腸癌治療ガイドライン医師用2014年版を発表
切除不能・進行再発大腸癌の一次治療の選択肢としてFOLFOXIRIも提示
大腸癌研究会の「大腸癌治療ガイドライン医師用」が4年ぶりに改訂され、2014年版の概要が第80回大腸癌研究会で報告された。化学療法については、国立がん研究センター中央病院消化管内科の島田安博氏が改訂のポイントについて報告したが、切除不能・進行再発大腸がんに対する化学療法のアルゴリズムでは、一次治療にFOLFOXIRI療法、三次治療以降に経口マルチキナーゼ阻害薬であるレゴラフェニブが追加されたことが注目された。

