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学会レポート 世界各国の学会で発表された医療情報を掲載しています。

海外[EULAR 2018]欧州リウマチ学会 2018

2018年6月13~16日Amsterdam

高安動脈炎における全生存率および死亡リスクファクター:318例による多施設研究
Overall survival and mortality risk factor in Takayasu’s arteritis: A multicenter study of 318 patients

Mirouse A氏
Sorbonne Universités, UPMC Univ Paris 06, UMR 7211, Inflammation-Immunopathology-Biotherapy Department (DHU i2B), F-75005, Paris, France

目的:高安動脈炎における長期死亡率の報告および予測因子を特定する。

 目的:高安動脈炎における長期死亡率の報告および予測因子を特定する。

方法:米国リウマチ学会および/またはIshikawaの分類基準を満たした高安動脈炎患者318例[診断時の年齢中央値36歳(四分位範囲:25-47歳)、276例(86%)が女性]のコホート集団を対象として、死因および死亡に関連する因子を解析した。

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抗IL-6レセプター抗体で治療中の関節リウマチ患者において、季節性インフルエンザワクチン接種によって誘導される活性化CXCR5+ICOS+濾胞性ヘルパーT(Tfh)細胞およびプラズマブラストの増加は障害される
Expansion of activated CXCR5+ICOS+Tfh cells and plasmablasts induced by seasonal influenza vaccine is impaired in anti-IL-6R treated rheumatoid arthritis patients

Romão VC氏Unidade de investigação em Reumatologia, Instituto de Medicina Molecular, Faculdade de Medicina da Universidade de Lisboa , Portugal

背景および目的:季節性インフルエンザワクチン接種は、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARDs)で治療中の関節リウマチ(RA)患者に対して推奨されている。一方、濾胞性ヘルパーT(Tfh)細胞は、ワクチン接種後の高親和性抗体の産生に重要であり、RAの発症機序にも関与している。インターロイキン(IL)-6は、マウスにおけるTfh分化に不可欠であることが示されているが、ヒトに対する重要性に関しては十分に解明されていない。

我々は、抗IL-6レセプター抗体治療下にある患者を対象に、インフルエンザワクチン接種を利用して、in vivoにおけるヒトTfh細胞の分化に対するIL-6の重要性を探求することを目的とした。

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