[ICAAC 2016] 第56回インターサイエンス
2016年6月16日~20日 Boston
がん化学療法中の口腔内ミクロビオーム(微生物群ゲノム)の変化と口内炎の発生
The Oral Microbiome During Cancer Chemotherapy and Mucositis Development
B-Y. Hong氏
School of Dental Medicine, UConn Health・米国
殺細胞効果がある化学療法剤による口腔粘膜炎は痛みを伴う副作用で、癌治療では発現頻度が高く、治療成績に悪影響を与える可能性もある。化学療法剤による口腔内細菌叢の変化は、炎症カスケードを増幅し、粘膜損傷を悪化させると考えられているが、化学療法剤が直接的に正常細菌叢のバランスを変化させ、その変化が口腔粘膜炎の発生に関連しているのかどうかは、未だ明らかにされてはない。B-Y. Hong氏は化学療法施行中の口腔内微生物ゲノムの変化を調査し、その変化と口腔粘膜炎の発生の関連を検討した。
研究の対象となったのは、5-Fuまたはドキシルビシンを含む化学療法を予定しているがん患者49例と、対照患者30例である。化学療法開始前(初回来院時:V1)と化学療法中の2~4回目の来院時(V2~4)に口腔粘膜炎の発生状況と重症度を確認し、唾液中の微生物ゲノムを調査した。微生物ゲノムの調査では、唾液から分離した細菌のDNAを抽出し、16S rRNA遺伝子の超可変領域1-2を標的として PCRアンプリコンのライブラリーを構成し、454プラットフォームのシーケンスを調べた。


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