[ASCO 2011] 米国臨床腫瘍学会
2011年6月3日~7日 Chicago U.S.A.
ALK融合遺伝子陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)患者におけるクリゾチニブの投与は全生存(OS)を改善
Alice T. Shaw氏
Massachusetts General Hospital Cancer Center, Boston, USA
Shaw氏らは、ALK融合遺伝子陽性NSCLCの2次/3次治療で、クリゾチニブを投与した患者のOSが有意に改善した研究結果を発表した。
ALK融合遺伝子陽性NSCLC患者に対するクリゾチニブの投与は、既報の臨床試験(フェーズI)の結果において奏効率および無増悪生存率が高いことが示されており、有望な治療薬として期待されているものの、ランダム化試験ではないという点が指摘されている。一方、現在進行中のフェーズII/III試験は、ランダム化試験ではあるものの、対照群においてもクリゾチニブの投与が認められていることから、クリゾチニブがOSに及ぼす効果を確立するには、比較データが乏しいという問題点が指摘されている。こうした背景から本研究の比較対象は、フェーズI試験でクリゾチニブを投与された82例から選んだALK融合遺伝子陽性クリゾチニブ群56例と、ALK融合遺伝子陽性であったがクリゾチニブを投与しなかったALK融合遺伝子陽性対照群36例とした。また、ALK融合遺伝子陽性が予後に及ぼす影響を検討するために、ALK融合遺伝子陰性でEGFR遺伝子変異野生型のWT/WT対照群253例も選択し、各群のOSを比較検討した。


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