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学会レポート 世界各国の学会で発表された医療情報を掲載しています。

海外[ADA 2013]第73回米国糖尿病学会

2013年6月23日~25日 Chicago U.S.A.

総死亡、心血管疾患死のリスクが増加するのはHbA1c値 7.5 %超

Fangjian Guo氏
University of Alabama, U.S.A.

米国・アラバマ大学のFangjian Guo氏は、NHANESの糖尿病患者コホートの登録患者を対象として、HbA1c値と総死亡、心血管死亡との関係を検討した成績を報告した。

対象は、HbA1c値が平均7.6%の糖尿病患者2,906名で、平均年齢は61.8歳である。

方法は、中央値7.5年間にわたって前向きに追跡し、HbA1c値5.7~6.4%群を基準として、5.7%未満群、6.5~7.5%群、7.5%超群の総死亡、心血管疾患死のハザード比を求めた。解析はCox比例ハザードモデルを用いて実施した。追跡期間中の死亡は989名、心血管疾患死は454名に発生した。

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